ホームステージングの使い方と成功するための７つのポイント

ステージャーはステージング自体が売主のニーズに合致するものかどうかを確認するために、ホームステージングの進め方や演出の方法について説明します。

 

ステップ２．

ステージャーは、売却物件を徹底的に観察し、評価します。ステージャーはラフなフロアプランを描き、大きな家具をメモするために測定します。その際に、すべての部屋と空間の写真をいろいろな角度から撮影します。

 

ステップ３．

次に、ステージャーはオフィスに戻り、レポートを準備します。物件の良い部分と悪い部分を見極め、ステージングのヒントや演出の仕方などを含めたフロアプランを作成し提案書を作成します。

 

ステップ４．

次にステージャーは再び訪問し、売主に対して、提案書の通り家の中を歩きながらフロアプランを説明します。

 

ステップ５．

さらに、ヘルプが必要なときは、売主に用意したステージングプランを支援するためのオプションパッケージ（家具の搬入から設置など）を提供します。これは半日や１日の程度で実演します。

 

ステップ６．

最後に、売却が成立すると、運び込まれた資材はすぐに撤去されます。

 

２．ホームステージング成功の７つのポイント

　我々が家を販売するとき、潜在的な買主も含めて最大数にアピールしたいと思いますね。それは、不動産市場で最小の時間で可能な限り最高の価格で販売できる可能性につながります。 ホームステージングとは、家を販売するときに、多くの人にアピールするための準備を提供するものです。

買主のほとんどは売却物件（＝内見している物件）の潜在的な真のポテンシャルを想像することができません。売主側としては、買主のために、家のポテンシャルを客観的に、分かりやすく、見えやすいように手助けをする必要があります。 ステージングは、売却物件の肯定的な側面（良い部分）を強調し、負の特徴を排除あるいは軽減するようにします。売却物件を美しく演出するには、７つの簡単なステップで行います。  

ポイント１．評価

まず、自分自身で自分の家の中を買い手の目線て見学します。修理や改善のある場所やポイントをメモや写真で記録しておきます。多くの場合、見学しているときには気づかなかったものでも写真を見る事で気づくこともあります。別の選択肢としては、友人、家族、あるいは不動産業者から客観的な意見を求め評価します  

ポイント２．片付け

これは、最も簡単で最も安価なステップですが、最も頻繁に見落とされやすいものです  

ポイント３．クリーニング

いらないものを取り除いた後は、徹底的に住まいをクリーニングします。クリーニングの専門家に依頼するのがベストです。  

ポイント４．修理と更新

ステップ１で、修理が必要な領域についてメモを取っています。きちんと修理していることを見せることは、購入者に安心感を与えます。逆に修理やメンテナンスを怠ると、他にも修理されていないものがあると思われてしまいます。改修に多くの時間をかけるものでなく、簡単な修理や部品の交換で済むものがおおいものです。それをするだけでも十分違います。  

ポイント５．生活感の排除

売却する家があまりにも生活感が見える場合は買主にとって逆効果です。売り手としては、買主に住んでいる自分を想像することができるようにしなければなりません。  

ポイント６．アレンジとアクセサリー

住まいは、きれいで明るく、風通しが良く、広々とした空間にする必要がありあす。家具の配置は意味をなす必要があります。また、各部屋には買主の目を引く絵画を飾ったりします。  

ポイント７．価格及びリスト

売出価格を決めて、インターネットなど各種の広告媒体を使って販売を開始し、多くの買主の目につくようにすることが重要です。そのときに価格だけでなく、ホームステージングを施した写真を掲載し、他の競合物件よりも買主の目に止まるようにすることが大事です。不動産市場に掲載されてから最初の１０日間が一番大事な期間です。それは販売物件が正しい価格になっているかを確認できる期間でもあります。 売却できない一番の理由は高すぎるためですが、ホームステージングは、高めの売出価格でも十分に買主の目を惹きつけることができます。従来のまま何もせず高く売出価格を設定し、買主に”高すぎる物件”のリストに入ってしまったら価格を引き下げてもそのダメージは中々元に戻りません。

これらはホームステージングを使って販売を成功させる重要なポイントです。自分でホームステージングを実践してみるときも、ホームステージャーを利用するにしても成功のポイントを押さえておくことは大切です。