信頼できる営業担当者の見つけ方７つのポイント

 　家や土地などの不動産売却を成功させるためには、信頼できる営業担当者を見つけることが最も大事になります。不動産会社が良くても、自分の家を担当する営業担当者が使えなければ売買契約につながることはまずないです。ここで安心して任せられる営業担当者かどうかを判断する７つのチェックポイントをご紹介します。

［目次］
１．宅地建物取引士か
２．売却経験だけでなく、住宅ローンや税金等の関連知識を持っているか 
３．親身に話を聞いてくれるか 
４．売却者の立場で考え、わかりやすく提案してくれるか 
５．デメリットも隠さず説明し、納得の行く対策を提案してくれるか
６．物件を理解し、物件価値を最大限に引き出せるか 
７．清潔感・誠実感があるか
８．まとめ

１．宅地建物取引士か

　不動産仲介業を営むためには、専任の宅地建物取引士の資格保有者が必要になりますが、営業の全員が保有する必要はありません。つまり、営業段階では、資格を持っていない、あるいは不動産経験もあるかどうかも分からない営業が対応することもあります。 大事な不動産の売却を任せるのに、それでは困りますよね 。担当者が宅地建物取引士かどうか確認してください。

２．売却経験だけでなく、住宅ローンや税金などの関連知識を持っているか

　不動産取引は物件毎に特徴があり、また、売却者の売却理由も多技にわたります。例えば、相続による売却、離婚による売却、住み替えによる売却、転勤による売却、ローンの未払いによる売却、老人ホームに入居するために売却など多技にわたります。それぞれに細かな対応が必要になることから、豊富な経験を持っていれば安心して任せられます。また、不動産売却までには、仲介に関する知識以外にもローンの知識や税金に関する知識も必要になります。売却の悩みにきめ細かく対応するには関連する知識も持っていることも大事になります。  

３．親身に話を聞いてくれるか

　営業成績を追求すると、早く高く売れる物件にパワーをかけ、そうでない物件はほっておかれることがあります。売却者はほとんどの方が初心者です。本当に売却できるか不安や疑問も多いのですが、それにいちいち答えていては営業効率が落ちてしまいます。しかし、それでもちゃんと親身に話をきいてくれて答えてくれるのが私たちが求めている良い営業担当者です。  

４．売却者の立場で考え、わかりやすく提案してくれるか

　営業担当者は、家を売る人がどのような気持ちで、あるいはどのような理由をもっているかを理解した上で、分かりやすく提案しているかがポイントになります。売却者の９割が初心者というデータがありますので、最後まで、分かりやすく丁寧に説明してくれる担当者かを見極めてください。    

５．デメリットも隠さず説明し、納得の行く対策を提案してくれるか

　不動産には、それぞれに特徴があります。周辺事例や同じ時期に売り出されている競合物件と比較するとデメリットも見えてきます。それを隠さず説明し、それに対して納得できる対応策を提案してもらえるかが、売却者の物件をなんとしてでも売却させよう、という現れになります。是非、このような営業担当者に依頼したいものです。  

６．物件を理解し、物件価値を最大限に引き出せるか

　周辺の売買事例を知っているだけでは不足です。不動産はそれぞれ個別性が高いものです。その環境、土地柄、物件自体の特徴など不動産を総合的に見て不動産の価値を最大に引き出すことが大事です。一方で、購入者のニーズもいろいろですので、ニーズに合わせて、物件価値を柔軟に変えて説明しないと売却チャンスを失うことになってしまいます。売却物件の個別の価値を分析・理解し、購入希望者にあわせて物件価値を最大件に引き出せる営業担当者を見つけたいですね。  

７．清潔感・誠実感があるか

　不動産仲介の営業担当者は、売却者の代理でもあるわけです。清潔感・誠実感のない営業担当者では購入者の第一印象も悪くなります。売却物件自体がいくらよくても交渉案件につながらないかもしれません。購入者のみならず売却者側も「この営業担当者で本当に良いのか」と不安をもってしまいますね。 なんと言ってもサービス業は第一印象が大事です。
　例えば、タバコをすわれる方も多いですが、それを察知させないくらい徹底しているような営業担当者に依頼したいものです。最近はクールビズやウォームビズなどビジネスカジュアル も定着してきました。その一方で服装がルーズになっては行けません。お客様対応をしてもらう訳ですので清潔感を忘れずきちんと対応してもらえる営業担当者かどうかを見極める必要があります。

８．まとめ

　「本当にこれで大丈夫かな！？」と思ったらずはり営業担当者に聞いてみて下さい。納得できなければ、会社の上司に連絡し、担当者を変えるなり、それでもだめならその会社には依頼しないくらいの判断が必要です。オーナーは私たちなんです。営業担当者の言いなりだけになっては売却につながりません。
　不動産会社を変える候補として、一括査定サイトを使うもの１つです。複数の不動産会社が掲載されていますので、不動産会社情報を見て新たな気持ちで依頼してみてはいかがでしょうか？

NTTグループが運営するHOME4Uの売却査定サービス（無料）には、信頼できる不動産会社が多く登録されていますので、査定を複数社に依頼して、売却の提案を受けながら、上記の７つのポイントで確認して、安心して任せられる営業担当者を探してはいかがでしょうか？